虫歯や歯肉炎、歯周病などにより痛みが出たり不調を感じてから
歯科医院に訪れていませんか？
実は痛みを感じて歯科医院を訪れた時には、すでに重症という場合が多く、
一度削った歯は元には戻りません。
お口のトラブルが発生する前に原因を作らないよう予防することが非常に大切です。
定期的に歯のメンテナンスに通う人の割合は、日本が2％なのに対し、予防先進国のスウェーデンでは、なんと90％を超えています。
当然、70歳や80歳になった時に残っている自分の歯の数には大きな差があります。
食事やおしゃべりの楽しさを損なうことなく、より豊かな生活を送るためには歳を重ねても、しっかり噛める自分自身の歯を維持することが重要です。
はしもと歯科クリニックでは、口腔内写真やレントゲン撮影などからお口の状態を把握したうえで、一人ひとりに合ったオーダーメイドの予防ケアをご提案します。
「虫歯や歯周病になっても治療すればいい」そんな風に考えていませんか？
現在の歯科医療は「なる前」にメンテナンスすることで歯科疾患を未然に防ぐ「予防歯科」が重要になっています。
歯は一度削ると二度と元の健康な状態には戻りません。治療のために歯を削って被せ物や詰め物をしても、それを永久的に使い続けることはできません。一度削ってしまった歯は寿命が短くなり、将来的に歯を失ってしまうリスクが高くなってしまいますが、そもそも虫歯や歯周病にならなければ歯を削る必要はありません。
これからは「痛くなったら行く」ではなく「歯を守り生涯の健康を守る為に行く」を習慣化し、美容室やエステのように定期的に通う感覚で、歯科メンテナンスを生活の一部に取り入れましょう。
「年をとれば歯を失うのは当たり前」そう考えてはいませんか？
歯を失うのは、年をとったから失うのではなく、虫歯や歯周病などが原因です。つまり、虫歯や歯周病にならなければ歯を失うこともありません。
積極的な予防歯科に取り組んでいるスウェーデンでは、80歳になった時にほとんどの人が若い頃とあまり変わらない歯の本数を維持しています。これは、国の歯科医療の方針として「予防歯科」の考えを採用し、子どもの時から歯の検診が当たり前になっており、歯の健康づくりが生活習慣として定着しているからです。最近ようやく日本にもその習慣が浸透してきています。
「虫歯になったら削ればいい」「一本ぐらい抜歯しても大丈夫でしょう」そんな風に思っているなら大きな間違いです。
若い頃は歯が残っているのが当たり前ですが、日本では40代から虫歯や歯周病で歯を失っていく人が多くなっています。
一本失うとそこからバランスが崩れ、次々と歯を失うリスクが高まっていきます。
高齢になると残っている自分の歯の数は少なくなり、後期高齢者の平均値は約16本（本来持っている歯の数は28本）で、約3割の人が総入れ歯を使っています。
歯を失う主な原因である虫歯や歯周病を防ぐことで、歯を失うリスクを回避することができます。予防歯科でメンテナンスを受け、80歳でも健康な28本の歯を維持していきましょう。
ご自身が自宅で毎日行う「セルフケア」と、定期的に歯科医院で行う「プロフェッショナルケア」を合わせて予防歯科と言います。
どちらか一つのケアをしていれば良い、というわけではありません。
ご自宅と歯科医院、両方でのケアを行うことで、より効果的に大切な歯を守り続けることができるのです。「セルフケア」と「プロフェッショナルケア」で虫歯や歯周病を徹底的に予防し健康で美しい歯を維持していきましょう。
歯や歯茎などお口全体を定期的にチェックし、虫歯・歯周病がないか確認します。
検診期間は、患者さんのお手入れの状況に合わせてご案内するようにしています。
なお、はしもと歯科クリニックでは数ヶ月先の予約を忘れないよう、ご希望の方にはメールやLINE、ハガキでお知らせするサービスも行い歯の健康をサポートします。
歯磨きは、しっかりと磨いているつもりでも、実は磨き残しが72％もあると言われています。
ブラッシング指導によってこれを20％程度に抑えることを目指していきますが、しばらくすると徐々に磨き方が悪くなり、また磨き残しが増えてしまう方も多くいらっしゃいます。
そのため、定期的に検診にお越しいただき、ブラッシングの確認をしていきましょう。
定期検診にお越しの際は、当院で歯のクリーニングを実施します。歯の表面についている着色汚れ・歯石やプラークを落とし、表面を磨いて再び汚れが付きにくい状態にして虫歯・歯周病も予防していきます。
クリーニングをするとお口がスッキリと感じるため、喜んで来院される方も増えています。
全ての方にとって重要な歯のクリーニングですが、特に糖尿病や高血圧などの内科的な疾患をお持ちの方は、免疫力が落ちてお口の中の問題が発生しやすい状態になっていますので、こまめにメンテナンスを受けることをお勧めします。
ご自宅でできる虫歯・歯周病の予防としては、歯磨き改善以外にフロスの使用があります。虫歯も歯周病も原因はプラークと呼ばれる細菌の塊ですが、歯と歯の間などプラークが溜まりやすいところは歯ブラシだけでは不十分なため、フロスが効果的です。
プラークは歯ブラシだけのケアでは除去率が約60％ですが、フロスによるケアも行うと約85％にまで増加します。
これまで歯ブラシしか使っていない方には、使い方をお伝えしていますので、ぜひご相談下さい。フロスを毎日使っていれば、糸を通す時の感触で歯の表面の異常に気付けることもあります。
