
朝起きたときに顎がだるい、
原因不明の頭痛が続いている…。
そんな症状に心当たりはありませんか?
もしかすると、寝ている間の
「歯ぎしり」や「食いしばり」が原因かもしれません。
この記事では、歯ぎしりの原因やリスク、
歯科でできる対策を分かりやすく解説します。
歯ぎしり・食いしばりの3つのタイプ

歯ぎしりは専門用語で「ブラキシズム」と呼ばれ、
大きく3つのタイプに分かれます。
グラインディング(歯ぎしり)
上下の歯を強くこすり合わせるタイプです。
就寝中に「ギリギリ」と音が出ることが多く、
ご家族に指摘されて気づくケースがほとんどです。
クレンチング(食いしばり)
上下の歯をグッと噛みしめるタイプです。
音が出にくいため最も自覚しにくく、
日中のパソコン作業中に無意識に
噛みしめている方も多くいらっしゃいます。
タッピング(カチカチ噛み)
上下の歯をカチカチと小刻みにぶつけ合うタイプです。
頻度は少ないですが、詰め物にヒビが入る原因になります。
放置すると怖い!歯ぎしり食いしばりが引き起こすトラブル

「たかが歯ぎしり」と放置していると、
思わぬトラブルにつながります。
歯がすり減る・欠ける・割れる
歯ぎしりで歯にかかる力は、
自分の体重以上ともいわれています。
毎晩この力が加わることで歯が摩耗し、
詰め物や被せ物が外れる原因にもなります。
顎関節症・頭痛・肩こり
顎の関節や筋肉への負担が蓄積し、
口が開きにくい、顎がカクカク鳴るといった
顎関節症を発症するリスクが高まります。
さらに、食いしばりの緊張は
側頭部や首・肩にまで広がり、
慢性的な頭痛や肩こりの原因になることもあります。
歯周病の進行を加速させる
強い力は歯を支える骨にもダメージを与えるため、
歯周病がある方は症状が悪化しやすくなります。
歯科でできる歯ぎしり対策

歯ぎしりは「歯や顎へのダメージを防ぐ」ことが
治療の基本です。
ナイトガード(マウスピース)の装着
就寝時に装着するオーダーメイドのマウスピースで、
歯への直接的なダメージを防ぎます。
噛み合わせの調整
噛み合わせのバランスが崩れている場合は、
歯の当たり方を微調整することで
顎への負担を軽減できます。
日中の意識改善(TCHコントロール)
本来、何もしていないとき
上下の歯は離れているのが正常です。
「歯を離す」と書いたメモを
目につく場所に貼り、
気づいたら力を抜く習慣をつけましょう。
まとめ:早めの対策が歯の寿命を守る

歯ぎしり・食いしばりは、
自覚がないまま歯や顎にダメージを与え続ける
厄介な習慣です。
しかし、早めに気づいて対策をとれば、
深刻なトラブルを防ぐことができます。
「朝起きると顎がだるい」「頭痛が続いている」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
ナイトガードひとつで
驚くほど楽になる方も多くいらっしゃいます。
気になることがあれば、
当クリニックへお気軽にご相談くださいね。




