はしもと歯科クリニック

冬に要注意!歯周病とインフルエンザの意外な関係とは?

     

    歯茎の腫れや出血、口臭など
    歯周病に心当たりがある方は注意!

    歯周病は…
    「口腔内だけの問題だと思っていませんか?」

    実は、歯周病が原因で
    インフルエンザや肺炎にかかりやすくなる可能性があります。

    免疫力を低下させる慢性炎症、口腔内環境の悪化、
    これらが感染症のリスクを高める要因です。

    今回は、歯周病とインフルエンザの関係、
    そして歯周病の予防法を解説します。

    1. 歯周病とは?進行の怖さと全身への影響

    歯周病は、初期段階ではほとんど自覚症状がないため
    「サイレントディジーズ(静かなる病気)」
    と呼ばれています。

    「歯茎が腫れている」
    「血が出る」といったサインに気づいていても、
    「大したことない」と放置されることが多いのです。

    しかし、放置された歯周病は静かに進行し、
    歯を支える骨を溶かしてしまいます。

    最終的には歯を失う深刻な状況に至ることも…。

    歯周病の影響は口の中だけではない

    歯周病が進行すると、歯茎から細菌が血流に入り込み、
    全身に悪影響を及ぼします。

    次のような疾患リスクが高まります:

    ①心疾患:動脈硬化や心筋梗塞を引き起こす可能性

    ②糖尿病:血糖コントロールが悪化

    ③肺炎:歯周病菌が気管に侵入し、高齢者では命に関わるリスクも

    「歯が抜けるで済まない」──それが歯周病の怖さです。

    放置することで失うのは、歯だけでなく健康な生活そのもの。

    未来の自分が後悔しないためにも、
    歯周病のケアは今すぐにでも始めましょう。

    2. 免疫力を低下させる歯周病のメカニズム

    慢性炎症が体に及ぼす影響

    歯周病は歯茎に炎症を引き起こします。

    この炎症が長く続くと、体全体に悪影響を及ぼします。

    炎症があると、体はそれに対処しようと頑張りますが、
    その分エネルギーを消耗し、本来の免疫力が低下してしまうのです。

    簡単に言うと、歯周病があると
    体はずっと「戦いモード」の状態になり、
    他の病気やウイルスと戦う力が弱まります。

    その結果、風邪やインフルエンザといった
    感染症にかかりやすくなったり、
    体がなんとなく疲れやすいと感じる原因になります。

    身近な危険サイン

    「なぜか疲れやすい」
    「風邪をひきやすくなった」という人は、

    実は歯周病が免疫力を奪っているかもしれません。

    日本歯科医師会の調査によれば、
    歯周病を有する人は感染症のリスクが
    約2倍に増えるというデータもあります。

    3. 歯周病がインフルエンザに与える危険性

    口腔内環境がウイルス感染の温床に

    歯周病による炎症は、
    ウイルスや細菌が繁殖するための「足場」を作ります。

    特にインフルエンザウイルスは、
    歯周病菌と相互作用しながら感染力を高めるとされています。

    このリスクは、高齢者だけでなく、若年層にも及びます。

    4. 健康を守るための具体的な歯周病ケア

    日常の習慣を見直す

    ①正しい歯磨き:歯茎を傷つけないよう力を入れすぎず優しく磨きましょう

    ②フロスや歯間ブラシの使用:歯間の汚れをしっかり取り除きます

    ③うがいの徹底:抗菌性のマウスウォッシュを使用すると効果的です

    歯科クリニックでプロのケア

    家庭での歯磨きやフロスは、日々のケアとしてとても大切ですが、
    歯周病の原因となる「歯垢」や「歯石」を完全に取り除くことは
    難しいとされています。

    特に、歯茎の奥に潜む汚れや
    歯周ポケット(歯と歯茎の間の溝)に付着した細菌は、
    家庭用の道具だけでは届かない場合が多いのです。

    放置すると歯周病が進行し、
    最終的には歯を支える骨が溶けてしまうこともあります。


    歯科クリニックでのプロのケアは、
    こうした見えない部分の汚れや細菌を的確に取り除くことができます。

    歯科クリニックで行われるケアの主な内容

    歯石除去(スケーリング)

    歯垢が固まってできた歯石は、歯ブラシでは取ることができません。
    専用の器具を使って歯石を丁寧に除去することで、細菌の繁殖を防ぎます。

    歯周ポケットのチェックとクリーニング

    歯周病の進行度を測るために歯周ポケットの深さを調べ、
    必要に応じてポケット内をクリーニングします。
    これにより、炎症の原因を取り除き、歯茎の健康を取り戻します。

    個別指導による適切なケア方法の提案

    歯並びや生活習慣は人それぞれ異なるため、
    歯科クリニックでは一人ひとりに合った歯磨き方法やケア用品を提案します。
    これにより、自宅でのケアもより効果的になります。

    まとめ:お口の健康から始める感染症対策

    歯周病とインフルエンザの関係性を理解することで、
    口腔ケアの重要性を再認識していただけたでしょうか。

    歯周病は、放置すると全身の健康に影響を及ぼし、
    感染症のリスクを高めます。

    以下の3つを習慣化することで、健康な体を守りましょう。

    1. 毎日の正しいブラッシングとフロス使用

    2. 定期的な歯科検診

    3. 栄養と睡眠を意識した生活習慣


    「歯磨きはきちんとしているけれど、どこか不安がある」
    と感じる方も多いです。

    当クリニックでのケアは、そんな見えない不安を解消し、
    あなたの健康を守るためのパートナーとなります。

    家族や自分の健康を守るためにも、
    定期検診を習慣にしてみてはいかがでしょうか?

    お口の健康に不安を感じる方、
    インフルエンザを予防したい方はぜひ一度ご相談ください。