
気づくと頬の内側や舌に
白い口内炎ができていませんか?
食事のたびにしみて、
何日経っても治らない…。
梅雨から夏にかけて、
口内炎を繰り返す方が増える時期です。
この記事では、口内炎のタイプ別の特徴と、
今日から実践できる予防・ケアを
歯科医師の視点で解説します。
梅雨〜夏に口内炎が増える3つの理由

「ただの口内炎」と思いがちですが、
この時期に増えるのには理由があります。
1. 寒暖差と湿度による自律神経の乱れ
梅雨〜真夏は気温・湿度の変化が大きく、
自律神経のバランスが崩れやすい季節です。
その結果、唾液の分泌量が減り、
口の中の自浄作用が落ちてしまいます。
2. 冷たい飲食物による栄養バランスの偏り
そうめん・アイス・冷たい飲み物に
偏りがちな夏の食事は、
ビタミンB2・B6・鉄分が不足しやすく、
粘膜の修復が追いつかなくなります。
3. 夏バテ・寝不足による免疫低下
睡眠の質が落ちる熱帯夜が続くと、
免疫機能が下がり、
普段は抑えられている細菌やウイルスが
活発になります。
タイプ別に違う!口内炎の見分け方

口内炎には主に4つのタイプがあり、
原因もケア方法も異なります。
アフタ性口内炎(最も多いタイプ)
直径数ミリの白い円形の潰瘍で、
周りが赤く縁取られているのが特徴です。
ストレス・疲労・栄養不足が引き金となり、
1〜2週間で自然に治ることが多いです。
カタル性口内炎
頬の内側を噛んだあとや、
入れ歯・矯正器具の刺激でできるタイプです。
広い範囲が赤くただれて、
ヒリヒリした痛みが続きます。
ウイルス性口内炎
ヘルペスウイルスなどが原因で、
小さな水ぶくれが集まってできます。
発熱を伴うこともあり、
人にうつる可能性があるため注意が必要です。
カンジダ性口内炎
口の中に白い苔のようなものが付着し、
こするとはがれるのが特徴です。
免疫力が下がっているサインのことが多く、
夏バテ時に出やすいタイプです。
こんな口内炎は要注意!受診の目安

ほとんどの口内炎は数日〜2週間で治りますが、
以下のサインがある場合は
早めに歯科や医科を受診してくださいね。
- 2週間以上治らない
- 同じ場所に繰り返しできる
- 痛みより「しこり」を感じる
- だんだん大きくなっている
- 発熱や全身のだるさを伴う
口腔がんなど別の病気が
隠れているケースもあります。
自己判断で市販薬を続けるより、
一度プロに診てもらうのが安心です。
今日からできる予防・ケア

口内炎は「できてから治す」より
「できにくい体をつくる」ことが大切です。
ビタミンB群と鉄分を意識して摂る
豚肉・うなぎ・納豆・卵・レバーは
夏に不足しがちな栄養素を補ってくれます。
冷たい飲食物に頼りすぎず、
温かい味噌汁を1日1杯加えるだけでも違います。
こまめな水分補給で口の中を潤す
唾液は天然のバリアです。
エアコンの効いた室内ほど
意識して水やお茶を口に含んでくださいね。
睡眠の質を整える
室温26〜28度・湿度50〜60%が目安です。
寝る直前のスマホは控えて、
質の高い睡眠で免疫力をキープしましょう。
口の中を清潔に保つ
歯みがきだけでなく、
うがいや舌のケアも大切です。
刺激の少ない歯みがき粉や洗口液を選ぶと、
できかけの口内炎を悪化させずに済みます。
まとめ:口内炎は体からのお知らせ

口内炎は「疲れがたまっているよ」という
体からのサインでもあります。
食事・睡眠・口腔ケアの3つを整えることで、
できにくい口の中を育てることができます。
そして、2週間以上治らない口内炎は
そのままにせず、
ぜひ一度ご相談くださいね。
はしもと歯科クリニックでは、
口内炎の診察はもちろん、
お口全体の健康チェックも行っています。
夏本番を元気に迎えるために、
気になる症状があればお気軽にご来院ください。




